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2025年6月6日(金)

米不足 減反見直しこそ

「食と農守ろう」と集会

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(写真)日本の食と農を守ろう、と開かれた緊急集会=5日、参院議員会館

 主食・米の供給不足と価格高騰、備蓄米放出が続くなか、「今こそ日本の食と農を守ろう」と題する緊急集会が5日、参院議員会館で開かれ、生産者やJA関係者から、米不足を解消する減反の見直しと、農家に欧米並みの所得補償を求める訴えが続きました。主催は令和の百姓一揆実行委員会、日本の種子を守る会、JA有志連合です。

 茨城・常陸農協の秋山豊組合長が供給不足の原因などを報告。「需要に見合う米をつくる意欲も条件もあるのに、国の需給見通しに基づき、農家がもつ田んぼを35%もつぶして転作を強いている」と強調し、減反政策の転換を求めました。

 日本消費者連盟の纐纈美千世事務局長は、「輸入米は安全か」と問い、アメリカからの長距離輸入には大量の殺菌剤や防カビ剤が使われて健康障害が不安になると指摘しました。

 日本共産党の紙智子参院議員が報告し、「政府が米の安定供給と価格の安定に責任を持つことだ」と強調しました。


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