2025年6月4日(水)
安心の年金・基地ない神奈川 暮らし守る願いを共産党へ
参院比例5氏全員の勝利を
小池書記局長・あさか予定候補訴え 横浜・戸塚演説会
7月の参院選勝利をめざす日本共産党演説会が2日夜、横浜市戸塚区内で開かれ、小池晃書記局長(参院選比例予定候補)と、あさか由香・参院神奈川選挙区予定候補が、比例5予定候補全員勝利とあさか予定候補の議席獲得にむけた支持・支援をつめかけた参加者に訴えました。
![]() (写真)聴衆の激励にこたえる小池晃書記局長(右)と、あさか由香参院神奈川選挙区予定候補=2日、横浜市戸塚区 |
小池氏は、年金改革法案をめぐる国会審議に言及。「百年安心」と大きく書かれた2004年参院選での公明党のビラを掲げながら、同党はこう主張したが、年金を物価・賃金上昇より低く抑える「マクロ経済スライド」の導入で、「年金制度は20年でガタガタになった」と批判。政府提出法案では今後、基礎年金が3割減り生存権が保障されなくなり、立憲民主党が提出した修正案でも、年金を削る仕組みは変わらず、導入も5年据え置きだと指摘しました。
「法案は『あんこのないあんパン』と批判されたが、それが5年続くことになる。その後はあんこを減らしたあんパンを食べ続けなければいけない。年金削減は中止すべきだ」と語り、▽「マクロ経済スライド」の中止▽巨額の厚生年金積立金を計画的に取り崩す▽高額所得者に応分の年金を払ってもらう―ことで減らない年金の実現をと主張。「この願いを共産党に託してください」と訴えました。
小池氏は、トランプ米政権が日本に国内総生産(GDP)比3%の軍事費を要求しているが、「年間18兆円もの軍事費となり、暮らしも財政もめちゃくちゃになる」と批判。すでに日本は世界最大の米軍基地国家だと指摘し、「横浜市では中心地にあるノースドックに揚陸艇部隊が配備される。この街が出撃拠点になるなど許されない。ノースドックはただちに全面返還を」と述べ大きな拍手を浴びました。
あさか予定候補は、消費税の問題を30年以上前から追及し続けるなど、「何十年もみなさんの声を届け、政治を動かすため実践している唯一の党が共産党だ。一緒に政治を変えていこう」と呼びかけました。
経済学者の萩原伸次郎・横浜国大名誉教授があいさつしました。









