2025年6月3日(火)
武器見本市 排除に抗議
防衛省に共産党
5月21~23日に千葉県有施設の幕張メッセ(千葉市美浜区)で行われた武器見本市「DSEI Japan2025」に日本共産党議員らの入場が拒否されたことについて、共産党は2日、衆院第1議員会館で防衛省から聞き取りを行いました。斉藤和子、畑野君枝の両元衆院議員、川副邦明県副委員長、中村きみえ、佐々木ゆうきの両千葉市議、志位和夫議長・衆院議員、辰巳孝太郎衆院議員の両秘書らが参加しました。
防衛装備庁の担当者は、同省と相談の上で主催者事務局のクラリオン社(本社イギリス)が衆参両院の担当常任委員会所属議員に招待状を送付したと言及。共産党も含まれるとしました。
しかし実際には、正式に手続きした辰巳氏らは入場不承諾に。一方で自民党議員は入場を許可されており、参加者は「行政をチェックする責任を持つ議員を、党派の違いで排除することは許されない」と迫りました。同庁は「入場許可は主催者が判断することだが、仮に会派で差別したのなら不適切であると伝えた。あらためて確認する」と応じました。
しかし、パレスチナ・ガザ地区を攻撃しているイスラエル企業も出展したことについて「諸外国の最新技術やトレンドを知る良い機会だ」と繰り返し、参加者は「平和憲法のある日本の政府としての責任が問われる」と厳しく指摘しました。








