2025年6月3日(火)
斎藤知事に辞職迫る
元部長の刑事告発も
共産党兵庫県議団
 （写真）知事あてに申し入れる（左から）日本共産党の久保田健司、庄本悦子両県議＝２日、兵庫県庁 |
兵庫県の第三者委員会が元県民局長の私的情報を元総務部長が漏えいさせたと認め、「知事が指示した可能性が高い」と認定した問題で２日、日本共産党県議団は斎藤元彦知事と県議会議長に、知事辞職と元総務部長の刑事告発などを申し入れました。
斎藤知事への申し入れ書は、知事主導で告発つぶしが行われ、告発者の自死を引き起こした責任は極めて重いと指摘。告発者の懲戒処分を百条委や第三者委が違法・無効と断じても受け入れないことなども合わせ「行政の長としての資格を失している。これ以上、県政運営を行うことは県民に大きな不利益」として辞職と元県民局長の処分撤回、元総務部長の刑事告発を求めました。
議長には議会として元総務部長を刑事告発するよう求め、立花孝志氏に秘密情報などを漏えいした岸口実、増山誠両県議への辞職勧告決議も求めました。
申し入れ内容を各会派にも説明に回り、「この通りと思う」「気持ちは同じ」などの声が上がりました。
