2025年5月29日(木)
公務災害再審査で勝利裁決
倉林氏尽力 京都市職労が報告
![]() (写真)記者会見する福山氏(右から2人目)=28日、京都市内 |
京都市職員労働組合は28日、京都市内で記者会見を開き、公務災害認定の再審査請求で「勝利裁決」を勝ち取ったことを報告しました。
同労組の組合員が、2023年3月、外勤中に転倒し顔を7針縫うけがを負ったにもかかわらず、公務災害として認定されなかった事案について、地方公務員災害補償基金審査会に対して再審査請求を行っていましたが、本年4月、当初の認定等を覆し、公務災害としての認定を勝ち取ることができました。過去の審査会裁決では、同様の事案が公務災害と認定されていなかったのを覆す画期的な裁決です。
記者会見した、福山和人弁護士は、再審査請求に当たり「日本共産党の倉林明子参院議員が尽力して、厚労省と総務省、双方の担当者からヒアリングを行うことができた」と紹介、「両省の担当者とも、『労災と公務災害で認定基準に差が生じることはない』と明言したことから、今回の勝利裁決につながった」と指摘しました。
当事者のAさん(匿名)は「市役所で働く仲間から『安心して仕事ができない』と署名に協力、激励をしてもらえたのがありがたかった」と語りました。









