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2025年5月27日(火)

「赤旗」に万博入場証

不当排除を打破

あらゆる取材可能に

 日本国際博覧会協会は26日、「しんぶん赤旗」に対して大阪・関西万博の「メディア用関係者入場証(AD証)」を発行しました。これまでの「赤旗」排除を完全に撤回するもので、10月の閉幕まで自由に出入りでき、現在の週1回の記者会見だけでなく、毎日の記者説明や各種行事、各パビリオン取材などあらゆる取材が可能になります。「赤旗」の告発を受けて広がった世論と、日本共産党の辰巳孝太郎衆院議員の追及を力に、不当な排除を打ち破りました。

 協会は、協会が認める者しか取材を許可しないとし万博の問題点を追及してきた「赤旗」を排除。同様のフリー記者らも排除しました。これに対し「赤旗」は「不都合な真実」を隠蔽(いんぺい)し、報道の自由・表現の自由の侵害だと告発。Xの発信は300万表示回数を超え「赤旗や共産党を支持してないがあまりにひどい。言論封殺だ」との声など、「排除を許すな」は党派を超えた声となりました。

 辰巳議員は何度も質問で取り上げ、「万博協会は公益社団法人で役員・職員は『みなし公務員』だ。(排除は)あり得ない」と追及し、武藤容治経産相が対応を表明。協会は週1回の会見しか認めないと固執しましたが、協会メディア指針に反する差別だと「赤旗」や辰巳氏に追及され、排除の論理は破綻しました。この中で一部フリー記者にもAD証が発行されることになり、「赤旗」は万博の真実を伝える報道を強める決意を新たにしています。


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