2025年5月23日(金)
商売再開と住宅整備を
堀川・仁比議員 能登被災地を調査
![]() (写真)金田珠洲副市長(手前右)と懇談する(左から)仁比参院議員、堀川衆院議員ら=19日、石川県珠洲市 |
日本共産党の堀川あきこ衆院議員、仁比聡平参院議員は19日に石川県に入りました。衆参でそれぞれ、国会災害対策特別委員を務めている2氏が、能登半島地震・奥能登豪雨の被災地を調査しました。佐藤正幸県議が同行しました。
七尾市では、昨年5月から開設されているJDF(日本障害フォーラム)支援センターを訪ね本田雄志事務局長(きょうされん石川支部長)と懇談しました。
本田氏は、全国のボランティアで行っている被災障害者の病院通院の移動支援などをどう公的支援につなげていくかが課題だと発言。仁比氏らは、同支援センターが事実上、公的役割を果たしていると語り、「財政的な支援も必要ではないか」と応じました。
珠洲市では金田直之副市長と懇談。金田氏は、市の中堅消防署員が辞めていく、介護施設の復旧工事の入札が不調になっているなどの現状を説明。住民の意見を反映した復興プランをつくりたいとし、3月に策定した「災害公営住宅整備方針」でも地域コミュニティーを維持できるよう家賃に配慮した住まいを確保したいと語りました。
輪島市では、鐙史朗輪島市議の案内で、朝市通りの輪島市本町商店街振興組合の高森健一理事長と懇談。高森氏は「スピード感をもって商売が再開できるよう、支援をお願いしたい」と述べました。