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2025年5月19日(月)

「虐殺終わるまで声上げる」

パレスチナ解放せよ

「ナクバ」の日から77年 市民ら訴え

東京・新宿

写真

(写真)イスラエルによるパレスチナ・ガザでの虐殺をやめよと訴える人たち=18日、東京・新宿駅南口前

 イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区へのジェノサイド(集団殺害)の即時中止、停戦を求める行動が18日、東京・新宿駅前で取り組まれました。総がかり行動実行委員会も参加する「パレスチナに平和を!緊急行動」、パレスチナ出身者や支援者らでつくる「パレスティニアンズ・オブ・ジャパン」が呼びかけました。

 1948年、イスラエル建国に伴い、約75万人のパレスチナ人が故郷を奪われた「ナクバ」(大災厄)から15日で77年。「パレスチナに連帯しよう」と書かれたプラカードなどを手に集まった人たちは「フリー、フリー、パレスチナ」と声を上げました。

 スピーチしたパレスチナ人女性は「ナクバはまだ終わっていない。パレスチナの解放によって終わる」と支援を訴え。別の参加者からは、沖縄県民の自由を妨げている米軍基地問題、日本の年金がイスラエルの国債や軍事企業の株購入に使われている問題で発言がありました。

 英語で「今すぐ停戦」と書かれたプラカードを掲げる東京都杉並区の女性(78)は「イスラエルによるジェノサイドを終わらせるまで声を上げていきたい」と語りました。

 ナクバの日に合わせて15~18日に全国各地で行動がありました。


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