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2025年5月14日(水)

被爆者 独・フィンランド遊説へ

19~28日 日本原水協が代表派遣

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(写真)佐久間邦彦・広島県被団協理事長

 原水爆禁止日本協議会(日本原水協)は、被爆の実相を語り、「核兵器と人類は共存できない」「核兵器で平和と安全は守れない」との被爆者のメッセージを発信しようと、北大西洋条約機構(NATO)の「核の傘」の下にあるドイツ、フィンランドに被爆者遊説代表団を派遣すると発表しました。日程は19~28日。1月に実施したスペイン・フランスへの代表派遣に続く2回目です。

 ロシアによるウクライナ侵略のゆくえが自国の安全保障に直結するドイツ、ウクライナ侵略を契機にNATOに加盟したフィンランド両国で被爆者が証言することは「重要な意味を持つ」と強調しています。

 代表団には広島県原爆被害者団体協議会(広島県被団協)の佐久間邦彦理事長、日本原水協の土田弥生事務局次長、同個人理事の小薬岳(こぐすり・がく)さんが参加します。

 ドイツ・ベルリンで開かれる日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル平和賞受賞記念集会での講演や、フィンランドの大規模な多文化フェスティバルでの証言をはじめ、現地集会への参加、政党や国会議員との懇談、平和運動やNGOとの交流を予定しています。


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