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2025年5月11日(日)

国が責任持って暮らせる農業に

高知・四万十で市田氏

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(写真)市田氏(壇上)の訴えを聞く参加者=10日、高知県四万十市

 高知県の日本共産党幡多(はた)地区委員会は10日、四万十市に市田忠義副委員長を迎え、「市田さんと語ろう『ワクワクいっぱい新緑のつどい』」を開きました。会場は満席の参加者で、市田氏との質疑応答に何度も拍手が起きました。

 白川よう子参院比例予定候補のビデオメッセージが紹介されました。

 市田氏は、「幡多は農林漁業が基幹産業だが食べていけず、後継者が少なくなっている」との地元の声に応え、「『需要が年々減るからコメを作るな』と号令をかけてきたのが政府」「自民党農政がつくりだしたのが今のコメ問題だ」と指摘。農民の時給は2021年と22年は10円、23年も100円にすぎず、「これでは後継者が生まれないのは当たり前だ」と述べました。

 国は農業にもっと予算を注ぎ込むべきだとし、「昔は軍事費よりも農業予算の方が多かった。今、農業予算は軍事費の4分の1。大企業を応援するために農業を犠牲にしている」と批判し、諸外国のように「農業を国の責任で守る政策に改める。根本的には外国農産物の無制限な輸入にストップをかけ、価格保障・所得補償で農家が安心して農業に励める状況を国の責任で整えることが大事だ」と強調しました。


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