2025年5月11日(日)
財源示す消費税減税
広島４カ所で白川予定候補訴え
 （写真）パネルを示して演説する白川氏（右から３人目）、高見氏（左端）＝１０日、広島市安佐南区 |
日本共産党の白川よう子参院比例予定候補、高見あつみ同広島選挙区予定候補は１０日、広島市内の駅頭や繁華街など４カ所で「まちかどスピーチ」を行いました。比例５議席確保、白川予定候補押し上げを期した党広島県委員会の集中行動の一環。地方議員、支部員らが宣伝に参加し、財源の裏付けを持った消費税の一律５％への減税で物価高騰から暮らしを守ろうと訴えました。
白川氏は米不足や価格高騰の問題について、９日に島根県邑南（おおなん）町の農家を訪れて実情を聞いたと報告。減反を繰り返し、農家を営農困難に追い込んだ自民党農政が米不足を招いたとして、「農業を守ることが食料の安定供給につながる。農家と消費者が力を合わせて農政を切り替えよう」と述べました。
軍事費増大の一方で社会保障費を切り捨て、訪問介護事業所ゼロの自治体が広がっていることをパネルを使って示しながら「アメリカや大企業いいなりのゆがみをただし、参院選で新しい政治の方向をつくりだそう」と呼びかけました。
高見氏は「生活苦で食事を１日２回に減らした」という要求アンケートの声を紹介。消費税減税や大幅賃上げなど物価高から暮らしを守る党の緊急提案を実現させようと強調しました。
