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2025年5月8日(木)

泥水流れ土砂災害の危険

奈良 山下氏、メガソーラー調査

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(写真)水質検査をする(右から)山下氏、山村幸穂県議、太田氏=6日、奈良県香芝市

 日本共産党の山下よしき副委員長・参院議員は6日、奈良県で環境破壊などが問題となっているメガソーラー開発(平群〈へぐり〉町)と産廃中間処理施設(香芝〈かしば〉市)を調査し、それぞれの住民と懇談しました。太田あつし参院選挙区予定候補らが同行しました。

 メガソーラー開発は古事記にもうたわれた山林48ヘクタールを皆伐し、防災用の調整池を整備中。降雨のたびに泥水が下流住宅地まで流れ、土砂災害の危険があると住民らは中止を求め裁判闘争を4年以上続けています。産廃施設は市のシンボルとして親しまれている二上山の麓にピラミッドのような処理土の山を2カ所形成。河川の水質汚染が指摘されており、山下氏も取水し簡易キットで検査しました。

 山下氏は「現場に行って住民の声を聞いてこそわかる貴重な調査ができた。環境や自然よりも業者の利益を優先するのが問題だ。住民運動と議会論戦で住民の命と環境、自然を守れるよう力を尽くしたい」と話しました。


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