2025年5月5日(月)
激戦の様相 参院選挙区
京都 改選数2 倉林明子予定候補(64)
自民党政治と対決
府民の願い届ける 光る値打ち
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参院京都選挙区は、日本共産党の倉林明子氏と自民党の両現職に加え、立民・維新・れいわ・参政が新人を擁立、国民も検討しており、改選数2を6~7党が争う近年にない多数激戦です。アメリカいいなり、財界中心の自民党政治と真っ向から対決し、大もとから変える政策と実績を持つのは、日本共産党の倉林氏だけとなっています。
「心強い存在」
倉林氏は、国民を直撃する物価高騰から生活と営業を守るためトランプ関税を許さず、直ちに消費税5%減税や賃上げなどで暮らし・営業を応援。消費税減税へ責任ある財源を示して訴えています。アメリカにものがいえず、大企業中心の自民現職と補完勢力の維新・国民などとの対比は鮮明です。
医療・介護の問題でも自民が高額療養費限度額の引き上げをねらい、維新や国民がさらに医療費削減を迫るのに対し、倉林氏は大改悪に断固として反対。コロナ禍の時から医療機関と労働者の雇用を守れと迫り、厚労省を動かして雇用調整助成金のパート労働者への適用など従来の枠を超えた支援策を実現させました。
大争点となっている京都破壊の北陸新幹線の京都地下延伸計画では、自民現職が急先鋒で、維新は「早期開業が必要…米原も検討を」(前原誠司共同代表)と迫り、立民も「京都ルートが基本」(福山哲郎府連会長)などと競い合っています。
倉林氏は、広がった市民運動と連帯し、国会質問で財務省を追い詰め、工事着工を3度にわたって阻止してきました。「京都の自然とくらし・生業を壊す北陸新幹線延伸ストップ。参院選で審判を下し白紙撤回に追い込もう」と力を込めます。
舞鶴市の海上自衛隊基地のイージス艦へのトマホーク配備、祝園弾薬庫の増設計画など異常な基地強化についても、自民も維新・国民もアメリカいいなりの大軍拡に賛成で、平和の願いに応える足場がありません。この問題でも「京都を敵基地攻撃の拠点にさせない。憲法9条を生かし、軍事ではなく平和外交こそ必要」と訴える倉林氏に共感が広がっています
4月27日に行われた、日本共産党・倉林明子事務所開きには多くの無所属市議や市民運動の関係者らが駆け付け「官僚との交渉でも心強い存在。無党派の私たちにとっても倉林さんの議席は“宝の議席”」(無所属・井崎敦子京都市議)、「市長選で私に寄せられた16万票を今度は丸ごと倉林さんに」(24年京都市長選候補の福山和人弁護士)と熱いエールを送りました。
市民とともに
多数激戦で政党選択の様相が強まるなか、日本共産党京都府委員会は、比例票を伸ばして勝利の土台をつくることが不可欠となっており、その上に倉林氏の人柄と魅力、実績によって党派を超えた支持を広げて勝利をと呼びかけます。比例25万票・選挙区30万票の獲得で比例5議席・京都選挙区勝利をとめざします。要求対話・アンケート活動で広く府民のなかに入り、支持拡大と一体で取り組んでいます。
渡辺和俊京都府委員長は「過去2回の選挙は市民の皆さんの後押しがあったから勝利できた」と指摘し、「市民+共産党」の力で勝ち抜こうと強調しています。
倉林氏は「今は共産党が勝利しなくてどうするかという情勢だ。これまで共産党が京都選挙区で3選したことはないが、比例で共産党の大波を起こし、比例5人・井上さとしさんの必勝、その勢いで京都選挙区で3期目の勝利を果たし、新しい歴史をつくろう」と呼びかけています。(京都府・小林孝宏)









