2025年5月3日(土)
優しい農政めざす 紙氏
宇都宮
![]() (写真)「国会の力関係を変えるため、党の5人を参議院へ」と訴える紙氏=4月27日、宇都宮市 |
日本共産党栃木県委員会は4月27日、宇都宮市の、とちぎ健康の森で、紙智子参院議員を招いた演説会を開きました。紙氏は「総選挙で過半数割れとなった自公政権の延命戦略の破綻があらわになりつつある。参院選で共産党の比例5人の最強チームを国会へ送り、国会の力関係を変えよう」と訴えました。
「物価高からいかに国民を守るか」として党の緊急提案を紹介。(1)消費税を5%に減税すれば1世帯当たり12万円の減税になり、インボイスも廃止できる(2)物価高をはねのけるために、時給1500円を直ちに実現し、1700円を目指す(3)医療崩壊を防ぐために国費を投入して診療報酬を引き上げ、介護報酬引き上げのためにも国庫負担を増やす―ことを訴えました。
コメ不足と価格高騰は、国が生産者にコメ減産を求めて総量不足を招いたこと、流通と価格を市場任せにしてきたことの結果だと指摘。「国の失政です。再生産できる価格保障と所得補償を組み合わせて、国の責任で農家を支える政策とすべきだ。冷たい農政を人と環境に優しい農政に変えよう」と訴えました。
女性、農業者、青年・学生の代表が「私の要求、党への期待」として発言。「ジェンダー平等を綱領に掲げている日本共産党を国会でもっと大きくしよう」「戦争になったら今の生活は守れない。『しんぶん赤旗』の魅力も広げたい」「若者が未来に希望を持てなくなっている。参院選で共産党を躍進させ政治を変えたい」とそれぞれ述べました。
はたやま和也参院比例予定候補から「日本を壊してきた自民党政治をいまこそ変えましょう」とビデオメッセージが寄せられました。









