2025年5月3日(土)
声の壁“力”実感 井上氏
京都・長岡京
![]() (写真)高校生の質問に答える井上議員=4月29日、京都府長岡京市 |
日本共産党の井上哲士参院議員(参院比例予定候補)は4月29日、京都府長岡京市で開かれた集い「高校生と国会議員が話す戦争をなくし平和をつくる道」に参加しました。党乙訓(おとくに)地区委員会と地域の日本民主青年同盟でつくる実行委員会の主催。
高校生が、街頭で100人以上の高校生らから集めたシールアンケートと対話をもとに「防衛費を増やせば平和は守れるのか」「日本はなぜ核兵器禁止条約に入らないのか」「“市民が声を上げても意味がない”と言われるが」などと質問。
井上氏はグラフや資料も示して丁寧に回答。日本政府が他国を攻撃できる軍備拡大を進め、核抑止力にしがみつく一方、紛争が絶えなかった東南アジアでは対話で解決する平和の流れがあることを強調し、「憲法9条の本来の力を発揮すれば、日本は積極的な平和外交の役割を果たせる。いま国民の声で政治を動かせる条件をつかんでいる。若い人とも力を合わせていきたい」と述べました。
高校生2人が京都高校生平和ゼミナールの活動を紹介。3月に外務省要請やロシアとイスラエル大使館への抗議行動に参加したことに触れ「大使館前で声を上げ『声の壁』をつくったと感じた。個は小さくても、集団になれば大きな力を出せる」と語りました。









