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2025年4月12日(土)

「赤旗」排除の告発 大反響

対応に追われる万博協会

 大阪・関西万博を主催する日本万国博覧会協会が「赤旗」やフリー記者らの現地取材を拒否している問題は、告発したSNSが1日半で250万表示回数を超えるなど大反響を呼んでおり、協会は右往左往し対応に追われています。

 SNSコメントには「赤旗が真実しか書かないから都合が悪いんでしょう」「メタンガス以外にも隠ぺいしたいことがたくさんあるのか」から、「主催者がやるべきは不都合な真実を暴露する機関を締め出すことではなく、安心して参加できる環境を整えることだ」や、共産党を支持しないという人も「きちんとした媒体で実績があるなら取材させるべき。赤旗は十分該当する」など、党派を超えて大問題だとの声が広がっています。

 マスコミ各社もこの問題を取り上げ、「朝日」が報じたほか、日刊スポーツコラム「政界地獄耳」は「『批判メディア排除』で火種つくる万博協会」として「取材したメディアはちょうちん原稿しか書かないと思われる。『こたつ記事を推奨』しているみたいだよ」との自民党議員の声をあげて排除の姿勢を問題視する意見を紹介しています。

 こうした世論の広がりを前に協会は、10日深夜になって、メディア指針に基づいて判断すると初めて取材拒否の言い訳を「赤旗」に伝えてきました。同指針は各省庁や自治体でも共通の内容で、「赤旗」はこの指針にもとづいて官庁などで他メディアと差別なく取材ができており、協会の取材拒否の理由には到底ならないものです。


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