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2025年3月25日(火)

高額療養費引き上げ 党伸ばして止めよう

名古屋 井上・すやま予定候補招き集い

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(写真)地域で集めた要求対話アンケートを託される、すやま(右から2人目)、井上(3人目)の各氏=23日、名古屋市熱田区

 夏の参院選勝利に向けて愛知県の日本共産党名古屋南部地区委員会は23日、井上さとし参院議員・参院比例予定候補と、すやま初美参院愛知選挙区予定候補を招いた集いを名古屋市内で開きました。名南病院医師の吉岡モモ氏と高橋ゆうすけ地区委員長を交えた座談会形式で行われ、230人が参加しました。

 「高額療養費」の上限引き上げ問題をめぐって吉岡氏は、自己負担額が増えて治療を諦める人が現れることへの懸念を示しました。「難病・がん患者などあらゆる世代の命にかかわる問題です。患者に負担を強いるやり方は許せません」と強調しました。

 井上氏は、引き上げは命を奪うもので許せないという世論の広がりが凍結に追い込んだと指摘。その上で、「政府は今秋までに再検討する方針です。参院選で日本共産党を伸ばして税金の使いかたを切り替え、社会保障に対する公的負担を増やして引き上げの白紙撤回、そして上限の引き下げを実現させましょう」と訴えました。

 ジェンダーの話題では、現在育児中の高橋氏が日常生活で「子育ては母親がするもの」というジェンダーバイアスを痛感していると言います。

 すやま氏は、子育てにかかわらないとされている男性は長時間労働を強いられ、子育てを担わされる女性は限定的な働き方しか選択肢がなく、それが男女賃金格差につながっていると指摘。「誰もが人間らしく働けるルールをつくっていきたい」と述べました。


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