2025年3月22日(土)
万博中止、命最優先に
党大阪府委が声明
![]() (写真)声明を発表する清水(中央)、駒井(右)、渡部の各氏=21日、大阪市 |
日本共産党大阪府委員会は21日、開催が迫る大阪・関西万博について「いのちと安全最優先!あらためて大阪・関西万博の中止を求めます」との声明を発表しました(全文は同委員会HP)。党府カジノ・万博問題プロジェクトチーム責任者の清水ただし参院大阪選挙区予定候補、駒井正男党府委員長、渡部結党府副委員長が大阪市内で記者会見を行いました。
声明は、会場の大阪市・夢洲(ゆめしま)がメタンガス爆発事故の危険があり、自然災害に弱い人工島でアクセスも2ルートしかなく大規模災害時の防災対策や避難計画が不十分で、熱中症等の危険など「来場者のいのちを守れる保証がなく」、開催を強行するべきでないと指摘。カジノリゾートのためのベイエリア開発を目的に、危険な夢洲での万博を強行した政府と維新の会の責任は重大だとし、「ベイエリアの乱開発につながる万博を中止し、住民の暮らしを守るための役割を果たすことを国と大阪府・大阪市に求める」と表明しています。
清水氏は「府民・市民の財産は、カジノ・ベイエリア開発や万博の赤字補てんでなく、日本一高い大阪市の介護保険料や国民健康保険料の引き下げ、物価高で苦しむ中小業者支援に使うべきだ」と述べました。









