2025年3月21日(金)
育児・食べ物 住民から不安
倉林・堀川議員 PFAS問題調査
「原因特定・除去へ国会で追及」
京都3市町
![]() (写真)住民(右端)から説明を受ける(左端から)倉林氏、水谷修府議、堀川氏=20日、京都府綾部市 |
日本共産党の倉林明子参院議員・副委員長と堀川あきこ衆院議員、京都府議団は20日、PFAS(有機フッ素化合物)問題を調査するため、京都府綾部市、福知山市、京丹波町を訪れ、地元住民への聞き取りや産業廃棄物処分場、浄水場の視察を行いました。
京丹波町にある京都環境保全公社の瑞穂環境保全センター(最終処分場)では山田均町議が、福知山市芦渕浄水場では吉見純男市議が、樋口商店綾部処分場では綾部市議団全員が地域住民らとともに説明しました。
住民から「福知山市が進める移住や子育てにも影響が出てくる」「蛇口につけるPFAS対応の浄水器が高い」「(綾部市では)地元の野菜が食べられるのか懸念がある。調査が進んでいない。なんとかしてほしい」との声があがり各議員が真剣に耳を傾けました。
倉林氏は「暫定基準値ではなく基準値を作り、原因を特定して除去していくことが必要。国会で質問していきたい」、堀川氏は「住民には責任がないのに企業や公社のつけが住民にくる。政治の責任として何をすべきか、皆さんと連携しながら国会議員団で相談したい」と話しました。