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2025年3月20日(木)

神戸港入港 米艦が申請

50年間で初 県原水協「非核方式厳守を」

 神戸港に入港する外国軍艦に非核証明書提出を義務づけ提出がなければ入港を認めない非核「神戸方式」を実施する神戸市に、1975年の同方式確立以来初めて米軍艦の入港申請があったことが19日、明らかになりました。

 申請があったのは米掃海艇「ウォーリア」。17日にアメリカ側が申請し、24日から26日まで慰安・補給目的で寄港するとしています。アメリカは核積載の有無を明らかにしない政策のため非核証明書を出せず、60年から74年までに432隻入港していた米軍艦は「神戸方式」確立以降50年間、1隻も入港せず、入港申請もありませんでした。

 神戸市は現在、非核証明書提出を求めており、21日に入港の可否を決める予定。県原水協と神戸港湾関係労働組合共闘会議は19日、市長、市港湾局に非核証明書提出の厳格な実行を申し入れました。県原水協は県内民主勢力と全国の原水協に、「神戸市に非核『神戸方式』厳守の要請を集中しよう」と訴えています。


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