2025年3月13日(木)
全国都道府県委員長会議
田村委員長が討論のまとめ
![]() (写真)討論のまとめで発言する田村智子委員長=12日、党本部 |
12日に開かれた全国都道府県委員長会議で、田村智子委員長は討論のまとめで3点を強調しました。
1点目は、中間発言で志位議長が自己分析的発言をよびかけた、情勢を攻勢的につかんだ政治指導、要求対話・要求アンケート、党勢拡大についての三つの角度で、率直な自己分析が行われたことです。「立ち上がりをつくるうえで機関のイニシアチブがどうだったか」「機関の情勢討議が不可欠」など討論で深められました。要求対話・要求アンケートでは、全党運動への努力を交流できたとのべ、実践をよびかけました。党勢拡大では、到達を直視した議論ができたと語り、「機関のなかで決議に沿って、率直な自己分析的議論を深めることをよびかけたい。それが熱気と活力を党の中にみなぎらせる出発点となる」とよびかけました。
2点目として、「目標達成は容易ではないが、確かな希望が生まれつつあることを裏付ける討論が行われた」と語り、その条件を三つの角度でのべました。情勢論では、自民党の“延命戦略”の破綻、アメリカ帝国主義の“落日”との分析が積極的に受け止められたとのべ、「党の役割と、党が揺るぎない先駆性を発揮していることを語っていこう」とよびかけました。
要求対話・要求アンケートの活動が、すべての発言で確信をもって語られたとのべ、大いに経験を交流し全党運動にしようと訴えました。
党勢拡大では、「『大阪ミーティング』の経験に学び、機関と全支部のとりくみをやりとげれば、世代的継承を中軸にすえた党員拡大は突破できることが語られた」とのべ、分野別「集い」の成功で「大運動」の目標達成をよびかけました。
3点目として、「3、4月の前進へ、党機関が戦闘性を発揮したイニシアチブが問われている。党員の初心を生かした、支部の力を引き出す指導を」と訴えました。機関の体制の問題について、「自分自身が熱く語って体制強化したい」と決意したある県委員長の発言にふれ、「熱量をもって党員に働きかけることで困難をのりこえることをよびかけたい」と語りました。
最後に、「一日一日が問われる日々が始まった。今週から実践で示していこう」とよびかけました。