2025年3月9日(日)
大船渡市に義援金届ける
共産党岩手県委 全国から支援
![]() (写真)渕上市長(右から3人目)に義援金を手渡す菅原県委員長(右から4人目)=8日、岩手県大船渡市 |
岩手県大船渡市の大規模山林火災(焼失面積約2900ヘクタール)の消火活動が懸命に続く下で、日本共産党岩手県委員会は8日、渕上清市長に会い、心からお見舞いするとともに、党中央委員会に寄せられた義援金400万円(目録)を手渡しました。菅原則勝委員長、斉藤信、高田一郎の両県議、藤倉泰治党気仙地区委員長、大船渡市議団が参加しました。
菅原氏は、大規模山林火災で大変な状況のなか、市と職員の昼夜を分かたぬ奮闘に敬意を表明。「日本共産党はいま全国で被災者支援の募金を呼びかけ、多くの人が協力してくれます。きょうは党中央に集まった募金の第1次分を持ってきました」と語りました。
渕上市長は「ありがとうございます。義援金は大切に活用させてもらいます」と深く感謝。同日から地元消防団も含めて約2200人の消火体制を取っていると述べました。
渕上市長はまた、山林火災の鎮圧が見込まれた地域から避難指示を解除し、避難者が日常を取り戻しつつあると指摘。全体の鎮圧はまもなくだと思っているが、「これからは被災者の生活再建と生業(なりわい)再生が課題になる」との認識を示しました。









