しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年3月8日(土)

参院選予定候補駆ける

倉林明子さん 現 京都選挙区(改選数2)

身を挺し庶民守る人

写真

(写真)くらばやし・あきこ 1960年生まれ。参院議員2期、党副委員長 ジェンダー平等委員会責任者

 北陸新幹線延伸問題では京都選挙区で対決する自民党府連会長が整備委員長として計画に固執。「千年の愚行」と白紙撤回を求める京都仏教会をはじめ多くの府民と共産党のたたかいで今年度着工を断念に追い込みました。「今度は党躍進、選挙区勝利で、きっぱり中止に」と訴えています。

 実家は福島県の貧しい農家。中学卒業後は旅館と靴屋バイトを掛け持ちで高校へ。「当時、日本で一番学費が安かった」という京都市立看護短大へ進学、19歳の時「貧困をなくしたい」と共産党へ入党しました。看護師として「命を守る」運動に全力。高すぎる国保料が払えず命を落とす事例が社会問題となり「政治が変わらなければ救える命が救えない」と、府議補選に立候補・初当選。30年たった今も、貧富の格差は深刻な中「弱い者いじめは許さない」と力を込めます。

 参院2期目の6年間はコロナ禍の時期。安倍首相が突然、学校を休校にしパートのお母さんの悲鳴が上がった時、直ちに取り上げ、休業補償を非正規にも拡大できました。「自民党は『国とのパイプ』と言うけど、私は国民の悲鳴のような声を届ける『国民とのパイプ役』を果たした」と話します。

 ジェンダー平等委員会責任者として、男女の賃金格差是正、女性の低年金解消を求め国会で追及。痴漢対策、生理用品設置など、地方議会の党議員団とともに行政を動かしてきました。

 「この人が議員であることは市民にとって本当に心強い。何かあったとき身を挺(てい)して私たちを守ろうとしてくれる人」(白坂有子氏・会社経営)「宝の議席を守り抜くことで、京都から革新の声をあげていきたい」(福山和人・弁護士)―SNSに「#だから私は倉林」の応援動画が続々。5党派が名乗りを上げる大激戦区で勝ち抜き、府民の願いを届ける「宝の議席」を守り抜こうと奮闘しています。


pageup