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2025年3月4日(火)

リニアより生活大事

長野・飯田 井上氏迎え演説会

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(写真)聴衆にアピールする(左端から)福澤、井上、いちのせ、古川の各予定候補=2日、長野県飯田市

 長野県の日本共産党飯田下伊那地区委員会は2日、飯田市で井上さとし参院議員・参院比例予定候補を迎え参院選、地方議員選挙必勝に向けて党演説会を開きました。4月の飯田市議選からはじまる喬木村(6月)、高森町(7月)の議会選挙に勝利し参院選躍進につなげようと会場は参加者の熱気であふれました。

 党地区委員会は演説会を節目に要求対話アンケートを進め、リニア中央新幹線工事、県駅工事がすすむ地域として暮らしの声を集めています。この日、後援会から要求対話の実践や子ども医療費窓口完全無料化など市政要望の報告があり、井上氏と飯田市の古川仁、いちのせ芳明の両市議(ともに現)、喬木村の福澤まり子村議(現)が「今こそリニアよりくらし」と決意表明しました。

 井上氏は、地域住民の戦争加害も含めた歴史を次世代に伝える取り組みを激励し、「憲法9条を生かした外交へ力を尽くす」と表明。リニア工事をめぐり各地で住環境を壊す深刻な影響が生じていると述べ、「リニア計画そのものの破綻が明らかになるなかでの地方議員選、参議院選のたたかいです」と強調しました。

 与党少数の国会で、社会保障を削減する自公維の合意を批判。「大企業優遇、大軍拡のゆがみを正し、国民の願いに応える財源を生み出すのが日本共産党の提案です」と力を込めました。

 参加した飯田市の男性(43)は「党議席の役割を周りに広めて勝利したい」と話しました。


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