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2025年3月2日(日)

全党運動への流れをつくりだし目標達成へ前進・飛躍を

3月1日 参院選勝利・「大運動」成功推進本部

 全党のみなさんのご奮闘に、心からの敬意と感謝を申し上げます。

 4月末までの「500万要求対話・党勢拡大・世代的継承の大運動」は折り返し地点を迎えました。

 2月までの到達は、要求対話は36万7千人、参院比例支持拡大は25万5千人、要求アンケートは中央のウェブ回答だけで約4千人から寄せられています。

 2月の党勢拡大は、入党の働きかけ1664人、入党申し込み235人となり、総選挙以降では最も多い入党となりました。「しんぶん赤旗」読者拡大では、日刊紙183人減、日曜版427人減、電子版(日刊紙)61人増と、あと一歩前進に届きませんでした。民青同盟は、2月は573人、昨年11月の大会以降885人の同盟員を拡大しています。

 4中総決定と2月の幹部会決定にもとづく貴重な奮闘が始まっているものの、とりくみの到達点は、「大運動」の目標をやりぬくようなとりくみになっておらず、残る3月、4月のとりくみで一大飛躍が不可欠となっています。最大の問題は、要求対話でも、選挙課題と党勢拡大でも、まだ一部の支部、党員のとりくみにとどまり、全支部運動、全党運動へとむかう流れができていないことにあります。4中総決定の読了・視聴党員は25・1%、討議・具体化支部は72・2%、得票目標・支持拡大目標を決めた支部は40・8%、要求対話とりくみ支部は34・0%というのが現状です。

 この現状を前向きに打開し、3月は全党運動への流れを必ずつくりだして、「大運動」の目標達成へ前進・飛躍を実現する月にすることを心から訴えます。

活動飛躍への「二つのカギ」――政治討議・政治指導と要求対話・要求アンケートで突破する

 どうやって全党運動、全支部運動をつくりだしていくか。いま、活動飛躍への「二つのカギ」――(1)情勢と党の値打ちを深くつかむ政治討議・政治指導、(2)要求対話・要求アンケートの活動をしっかり握って、参院選・都議選勝利へと燃えに燃えて突破をはかることが重要です。

 国民要求実現へあらゆる可能性を追求し、自民党政治の「二つのゆがみ」を大本から正す党の役割は、内外情勢と国会論戦のなかで鮮明になっています。

 日米首脳会談と2027年度以降の勝手な大軍拡の取り決めや、8・7兆円もの軍事予算と半導体企業への巨額投資が入った予算案こそ大問題であるにもかかわらず、メディアは一部野党による小手先の修正協議ばかりを報道しています。そのもとで、志位和夫議長、田村智子委員長を先頭に「二つのゆがみ」に切り込み、暮らしでも平和でも希望ある日本の進路を示す党国会議員団の論戦と「しんぶん赤旗」の報道がひときわ輝いています。いまこそ、わが党が主導的に情勢をきりひらく構えにたって、国民のなかにうってでて、情勢と党の政治的任務、五つの政策的訴えと結んだ「ホンモノの改革の党」の値打ちをおおいに語っていくときです。

 そのために4中総決定をくりかえし討議し、全党が元気に「大運動」に立ちあがる政治討議、政治指導をつくそうではありませんか。全有権者を対象にした声の宣伝、ポスター張り出し、SNS発信などで、党の政策と主張をおおいに訴えていこうではありませんか。

 4中総で「戦略的大方針」と位置付けた要求対話・要求アンケートの活動は、「全然違った視野が広がり、新たな結びつきができた」「支部と党員が元気になり、一緒にとりくんだ地方議員も喜びに」など、党に新しい活力をもたらしています。2月に200人、300人と要求対話にとりくんだ支部も生まれており、この活動を全支部が目標をもってやりぬく活動へと前進させるならば、参院選・都議選勝利と党勢拡大にとっても新しい地平を開くものに必ずなります。

 3月こそ、要求対話・要求アンケートを全支部運動へと発展させようではありませんか。

選挙勝利、世代的継承・党勢拡大の独自の活動を月初めから

 政治討議と要求対話の活動を徹底して重視しつつ、3月は月初めから選挙課題と世代的継承を中軸とする党建設の独自の活動を強めることを訴えます。

 参院選・都議選にむけて、すべての支部が得票目標・支持拡大目標と要求対話・党勢拡大・世代的継承の「大運動」目標を決め、全国遊説を節に臨戦態勢をとって3月の行動に踏み出しましょう。支部のミニ「集い」、自治体・行政区や分野別の「集い」の計画をさらに広げつつ、だれがだれにどう働きかけるのか、入党の働きかけの独自追求を日常的に強めましょう。近く発表する予定の新しい「入党のよびかけ」を思い切って活用し、青年学生・労働者・真ん中世代を党に迎えましょう。

 「赤旗」読者拡大で、見本紙と「100万人読者回復・10億円募金」チラシを大量活用して広く購読を訴えましょう。月初めから要求対話と「赤旗」拡大の独自追求を同時にとりくみ、一体的、相乗的にすすめましょう。

 党機関役員、地方議員が、政治討議とともに実践で支部を励まし、全党運動をつくりだしましょう。


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