2025年3月1日(土)
岸和田市とエックスモバイル
協定締結 永野元市長は説明を
党市議団・宮本氏
![]() (写真)会見で説明する田中市議(右から2人目)と(左端から)岸田厚、海老原友子、中井良介の各市議、宮本氏(右端)=28日、大阪府岸和田市 |
日本共産党岸和田市議団と宮本岳志元衆院議員は28日、大阪府岸和田市と携帯電話会社エックスモバイルの包括連携協定を巡る問題について、市内にある党阪南地区委員会で記者会見を開きました。会見では、永野耕平元市長やその妻の永野紗代市議、エックスモバイルの関係性を指摘した上で、「永野元市長は全ての疑惑について説明すべき」だと話しました。
田中市子市議は、岸和田市とエックスモバイルの包括連携協定締結直前に永野市議がエックスモバイル岸和田店を開いたことを説明。また、締結までの過程で同社と市の格安SIMの協業や生活保護受給者への同社の格安SIMの導入提案等を行っていたことを話しました。
宮本氏は、エックスモバイルの木野将徳社長が2020年9月、「GIGAスクール構想に伴う教育環境の充実に使用のため」、市当局へ学校向けに40台のWi―Fiルーターを寄付したことについて、同社が市の「GIGAスクール構想」に食い込むためではないかと述べました。
田中氏は、市側が「自治体が特定の事業者とこのような取り組みを進めていいのか」と所見を明らかにする中で永野元市長が協定締結を進めたことを指摘。性加害問題も含め、「永野元市長は全ての疑惑について説明するべき」だと話しました。









