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2025年3月1日(土)

若者増える労働条件に

建設イエローアクション

写真

(写真)賃上げと休日増を求める建設イエローアクション参加者たち=28日、衆院第1議員会館

 建設関係労働組合首都圏共闘会議と生活関連公共事業推進連絡会議は28日、建設労働者に大幅賃上げと週休2日など労働時間短縮を求める春闘イエローアクションの集会を衆院第1議員会館で開きました。集会後、国会議員要請と東京・JR新橋駅前での宣伝を行いました。

 イエローアクションは、東京・丸の内の過酷な建設現場で、労働者が黄色のものを着用して抗議しスタートしたもの。主催者あいさつで、東京土建の松本久人副委員長は、若い大工が激減しているとして、「災害時の復旧・復興や老朽インフラの整備はどうするのか。賃上げで若者が入ってくるようにしよう」と強調しました。

 全建総連の長谷部康幸賃金対策部長は「建設労働者の賃金は少しずつ上がっているが、設計労務単価とは開きがある」と指摘。請願署名で実現した改正担い手3法を力に賃上げをすすめようと呼びかけました。

 各組合の決意表明で「賃上げを現場で要求できるようにするのが組合の役割だ」(東京土建)、「能登の被災地にボランティアに行ったが建設業者が足りない。若い大工を増やさないといけない」(神奈川建連青年協)、「ダンプの過積載をなくし、取引単価の上昇に取り組んでいる」(建交労)と発言しました。

 日本共産党の堀川あきこ衆院議員、立憲民主党の小宮山泰子衆院議員が連帯あいさつしました。


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