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2025年2月26日(水)

イカ激減経営の危機

青森・三沢 紙議員、漁業者と懇談

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(写真)漁業者と懇談する紙氏(奥列左から3人目)ら=23日、青森県三沢市

 日本共産党の紙智子参院議員は23日、青森県三沢市で、青森県東部連合小型いか釣協議会の漁業者と懇談しました。JCFU全国沿岸漁民連絡協議会の仁平章事務局長と、日本共産党の、おぎの優子参院青森選挙区予定候補や県内の県議、市議、町議らが参加しました。

 三沢市や大間町など県内各地の沿岸イカ釣り漁業者が、スルメイカが激減し燃料費の高騰も直撃し、沿岸漁業者は経営の危機にあると報告。「約30年前は漁港に140隻あったイカ釣り漁船が今は5隻に」「漁業では生活できないところまで追い込まれている。漁業者を守ってほしい」など、切実な状況や要望が次つぎと寄せられました。

 八戸沖では大臣許可を受けた沖合底引き網などが同じ漁場で操業し、イカ釣りの漁場にイカが集まらない問題や、幼体イカも大量に捕獲するため資源減少に大きく影響している問題も語り、「イカが減っている今、資源管理というなら大型漁船の規制強化が必要だ」と求めました。

 紙氏は、「沿岸漁業者を守るために、国の責任で手を尽くすことが必要です」と語り、力を合わせて漁業者の声を政治に届けようと呼びかけました。


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