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2025年2月14日(金)

豪雪深刻 支援急げ

救助法適用柔軟に 新潟・井上氏ら

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(写真)内閣府担当者(右)へ要望書を提出する議員団と井上参院議員(左から3人目)=12日、参院議員会館

 「今季最強」の寒波による豪雪で、新潟県では津南町や十日町市松之山、魚沼市守門などで積雪が370センチを超え、5市2町(長岡市、阿賀町、十日町市、魚沼市、上越市、津南町、妙高市)に災害救助法が適用されました(12日現在)。この事態を受け、日本共産党新潟県委員会は12日に政府要請を実施。井上さとし参院議員とともに、政府に対して豪雪対策の緊急要望を行いました。

 要請では、十日町市の富井春美市議が「すでに1階部分が雪で埋まり、屋根雪を下ろす場所もない」、「家から出られない1人暮らしの方も」など、切実な実態を訴え。井上議員は「ぜひ、現場の実態を踏まえた柔軟な法の運用をお願いしたい」と強く要請しました。

 応対した内閣府の政策統括官(防災担当)は「これまでプッシュ型で災害救助法の適用を打診してきた」、「住家が倒壊しかねないケースや玄関から出られず日常生活に支障が及ぶものなど、救助の必要性・妥当性があれば法適用の対象」、「法適用地域も旧市町村で分けなくてもよい」などと回答。「救助の現場は写真を撮ってほしい」とも述べました。

 また、「担い手不足で除雪作業の遅れが心配」との訴えに、「期日は2月28日までと考えているが、延長もあり得る」と答えました。


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