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2025年1月27日(月)

政府、核禁条約に背

締約国会議 またも不参加

自公議員を派遣

 政府は3月に米国で開かれる第3回核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加を見送る方向で調整に入りました。代わりに自民・公明両党の国会議員を派遣する方向。これで日本政府は第1回から連続不参加となります。唯一の戦争被爆国でありながら、「核兵器のない世界」を目指す各国・市民の努力に冷や水を浴びせ、またも世界に恥ずべき姿をさらそうとしています。

 2021年1月に発効した核禁条約は署名94、批准73カ国・地域に広がっていますが、日本政府は米国の「核の傘」にしがみつく立場から、条約参加を一貫して拒否。一方、締約国会議には北大西洋条約機構(NATO)加盟国のドイツやノルウェー、オランダなど、米の「核の傘」に入っている国からもオブザーバー参加が相次ぎ、前回の第2回会議のオブザーバー参加は35まで増えました。

 こうしたことから、最低限の要求としてオブザーバー参加を求める声が野党各党や与党からも相次ぎました。しかし、石破茂首相は今月に入っての日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)や広島・長崎両市長との懇談で、オブザーバー参加について一切言及せず、後ろ向きの姿勢に終始してきました。

日本被団協が批判

 日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳(てるみ)代表委員は、「私たちは核兵器のない世界の実現に向け、日本政府に対し、禁止条約の批准を求め、せめて締約国会議にオブザーバー参加すべきだと求めてきました。オブザーバー参加さえもしないというのはとんでもない」と批判しました。


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