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2025年1月11日(土)

4中総

「100万読者回復、10億円募金」の「訴え」

小池書記局長が趣旨説明

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(写真)発言する小池晃書記局長=10日、党本部

 日本共産党の小池晃書記局長は10日の第4回中央委員会総会で、4中総決議案で提案された、「『しんぶん赤旗』を守りぬき発展させる100万読者回復、10億円募金」の「訴え」の趣旨を説明し、討議をよびかけました。

 小池氏は「今回の提案は『赤旗』の発行危機を大きく打開するためのものです」とのべ、今の政治情勢のもとで「赤旗」が極めて重要な役割を担っていることは明らかだと強調しました。

 昨年3月、大幡基夫機関紙活動局長、岩井鐵也財務・業務委員会責任者が連名の「訴え」で、「日刊紙、日曜版の発行の危機が現実のものになりつつある」と伝えました。小池氏は、「必死の奮闘が続いていますが、読者の後退と印刷・輸送などの資材の値上がりによって、『赤旗』発行の危機はいよいよ切迫しています」として、日刊紙は年間十数億円の赤字であり、日曜版の読者も後退が続いていると報告しました。

 第29回党大会決議で示した通り、紙の「赤旗」は党と国民とを結ぶかけがえのない役割を果たしており、「『赤旗』中心の党活動に、紙の『赤旗』はなくてはならないもの」と強調しました。

 この事態を打開し、抜本的に改善するために、党内外に二つの協力を広く訴えることにしたとのべました。

 第一は、第28回党大会現勢の100万部を回復・達成することです。しかし達成までは困難が続くことから、第二に、応急措置として10億円規模の募金で日刊紙の赤字を補填(ほてん)する大規模な資金を確保することを、この1月からただちにとりくみたいと提起しました。

 「訴え」は、「赤旗」を守るためのお願いであることがよくわかるようにしたとのべ、「赤旗」の発行を守るため、読者拡大も募金も、党内外に思い切って広く訴えてやり遂げようと訴えました。

 そのため、「訴え」をビラにするとともに、SNSの活用も具体化したいとのべました。


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