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2024年12月28日(土)

平和の準備こそ必要

東京・新宿 総がかり実行委が宣伝

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(写真)「憲法改悪許さない」と訴える総がかり行動実行委員会の人たち=26日、東京都新宿区

 総がかり行動実行委員会は26日夜、東京・新宿駅前で、憲法改悪に反対し憲法を生かした政治の実現を求めて宣伝行動に取り組みました。各参加団体の代表が次々スピーチし、「戦争準備から目をそらさせる動きにだまされてはいけない。力を合わせて政治を変えよう」と訴えました。

 憲法共同センターの小田川義和さんは、今年は同性婚を認める高裁判決など憲法をめぐっては前進面もあったと強調。「同性婚を認めるべきだという世論が7割を超え、司法も立て続けに判決を出している。あとは立法府がどうするかだけだ。幸福追求権を誰もが手にできるように、来年こそは力を合わせて実現しよう」と語りました。

 憲法9条を壊すな!実行委員会の高田健さんは、年の瀬を迎えているが、世界を見ればウクライナやガザ、ミャンマーなど世界の至るところで戦争が続いていると指摘。「日本も無関係ではなく、全国各地でミサイル配備が進められている。しかし戦争の準備をすれば戦争が近づくだけだ。能登の復興や生活困窮者への支援など、私たちには平和の準備こそ必要だ」と述べました。

 戦争をさせない1000人委員会の田中直樹さんは、戦争反対というと「お花畑だ」とやゆされるが、抑止力はまやかしであり、戦争準備を進めようとする人こそ現実を見ていないと批判。「自分が住んでいるところは関係ないと根拠なく思ってはいないか。基地は全て標的になり、軍隊は国民を守らない。戦争させないために署名に協力を」と呼びかけました。


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