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2024年12月16日(月)

大激戦 ベストナインの全員勝利必ず

北九州市議選 小池書記局長訴え

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(写真)拍手に応える小池氏(左)と高橋予定候補(右)=15日、北九州市門司駅前

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(写真)聴衆の激励にこたえる市議予定候補3氏と小池晃書記局長(左から2人目)=15日、同市小倉駅前

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(写真)聴衆の激励にこたえる市議予定候補5氏と小池晃書記局長(右から3人目)=15日、同市折尾駅前

 来年1月の北九州市議選(告示1月17日、投票同26日)の勝利にむけ、日本共産党は15日、小池晃書記局長を迎えた街頭宣伝を市内3カ所で行いました。小池氏は、「総選挙後最大の大型選挙、多数大激戦です。共産党のベストナイン、9人を必ず勝たせてください」と多くの市民に訴えました。

 小池氏は、門司駅前で高橋みやこ(門司区)、小倉駅前で大石正信、出口しげのぶ(小倉北区)、うど浩一郎(小倉南区)、折尾駅前で山内りょうせい(若松区)、きた時子(八幡東区)、いとう淳一、永井ゆう(八幡西区)、荒川徹(戸畑区)の9予定候補とともにマイクを握りました。

 国政について小池氏は、総選挙を通じ衆院で少数派になった石破自公政権が通そうとしている補正予算に言及。不十分な能登被災地への支援、補正として過去最大の8268億円の軍事費、特定の半導体企業への1兆円の巨額補助金など問題点を列挙し、衆院での採決では自公のみならず国民民主や維新までも賛成したとして「悪政に手を貸す、まるで『助け舟の競い合い』だ」と批判しました。

 北九州市議会について小池氏は、共産党以外は事実上の「オール与党」のもと、「自民党の古い政治にしがみつくのか、市民と力を合わせ新しい政治をつくるのかが問われている」と指摘。その上で、市議選の二つの争点をあげました。

 一つ目は、市民の命と暮らしを守るのはどの党か―です。武内市政は、物価高のなか、国保料、介護保険料の値上げ、公立幼稚園の全廃など市民に痛みを押し付ける一方で、「かせぐまち」の名のもと、1社最大50億円の企業立地促進補助金など大企業に大盤振る舞いだと痛烈に批判。「わずか8分間短縮するだけの下関北九州道路に投じる3500億円があれば、100年間、学校給食を無償化できる」と述べると大きな拍手が起きました。

 小池氏は、共産党市議団は(1)物価高への緊急対策―下水道料金の4カ月間無料、ゴミ袋代1年間無料(2)子育て支援―小中学校給食費の無償化(3)高齢者対策―補聴器購入補助―の三つのプランを掲げていると紹介し、「この三つを共産党にやらせてください」とよびかけました。

 二つ目は、市長言いなりの「オール与党」でなく市民の願いを実現するのはどの党か―。暮らしが苦しいとき、国保料や後期高齢者医療保険料の値上げ、介護保険料2期連続の値上げに反対したのは共産党だけで、自公のみならず、立民、国民でつくる会派、維新も賛成したと語りました。さらに、下関北九州道路、企業立地促進補助金、旧門司駅遺構の破壊などに賛成している「オール与党」ぶりを告発。北九州空港を米軍・自衛隊が軍事利用する「特定利用空港」化には共産党だけが反対している事実を示しました。

 小池氏は最後に、共産党市議団の数々の実績を紹介しました。(1)困っている人に寄り添い市民運動を力に要求を実現―18歳までの医療費助成、第2子以降の保育料無料化、「平和のまちミュージアム」開設(2)市政を厳しくチェック、ムダ使い、悪政をストップさせた―高台地域の建物を制限する「区域区分見直し」の事実上の白紙撤回(3)国の冷たい政治と対決、暮らしまもる防波堤の役割―訪問介護報酬引き下げの撤回を求める意見書の全会一致可決、気候危機対策強化、イスラエルのガザ攻撃中止の意見書可決―。

 小池氏は、「日本共産党を伸ばすことが市民の声が届く政治に変え、市民の命と暮らしを守る政治を前に進める力になります」と力説。「自公のみならず、維新や国民など参院選をみすえ総力をあげてぶつかりあう選挙です」「共産党候補はどの予定候補も全員当落線上で激しく他陣営と競り合っています。お集まりのみなさんがあと10人、20人とベストナインへの支持を広げに広げてください」と熱く訴えました。


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