しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年12月10日(火)

森友文書 全面開示を

衆院本会議 辰巳議員が求める

 日本共産党の辰巳孝太郎議員は9日の衆院本会議で、森友学園への国有地売却を巡る財務省の公文書改ざん問題をめぐり、政府が全容解明に背を向け、財務省は検察に任意提出した文書の存否も明らかにせず不開示としているとし、公文書の全面開示を求めました。

 辰巳氏は、森友事件で近畿財務局職員だった赤木俊夫さんが自死に追い込まれたことについて石破茂首相が「人が一人死んでいる。人生もあれば、家族もあった」とし、再調査の必要性に言及していたと指摘しました。

 財務省が文書の存否を明らかにせず不開示としたことについては、情報公開・個人情報保護審査会が3月、「取り消すべきだ」と答申しています。辰巳氏は、「森友事件はまだ終わっていない」として、「文書は全面開示すべきだ」と迫りました。

 石破首相は、公文書の開示については、継続中の訴訟だとして「訴訟外で述べるのは差し控えたい」と背を向けました。


pageup