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2024年11月30日(土)

参院比例代表5予定候補、東京選挙区予定候補の訴え

 東京・有楽町駅前に勢ぞろいした日本共産党の参院比例代表5予定候補、吉良よし子東京選挙区予定候補の訴え(要旨)は次の通りです。「現」は現職、「新」は新人。氏名の下は活動地域、選挙区。

はたやま和也予定候補 新

北海道・東北・北関東

消費税減税へ力を合わせ

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 私は食堂の息子として育ちました。高校3年生のときに消費税が導入されました。350円のかけうどん、3%かけたら端数が出ます。「切り上げるの? 切り下げるの?」と父に聞いたら、「どっちにしたらいいか分からない」と言っていました。

 消費税というのは、商売をされている方々をこうしてずっと苦しめてきた税金です。そのうえ、物価高騰にインボイスまで押し付けられ、中小業者やフリーランスはみんな苦しんでいます。

 いま、いろいろな「壁」が問題になっていますが、国民に増税を押し付けてきた自民党政治こそ「壁」そのものではないでしょうか。寒い北海道、灯油の値段は20年前から3倍になっています。こうした自民党政治を大本から切り替えなければなりません。

 そのために、消費税は減税、インボイスは廃止を掲げて頑張る日本共産党を応援してください。一緒に力を合わせて新しい政治を切り開きましょう。

小池晃予定候補 現

東京・南関東

新しい政治の流れ 参院で

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 5人のベストチーム。1人も欠かすことなくワンチームとして国会に送ってください。自民、公明の与党は衆議院で少数になりましたが、まだ参議院では多数派です。これを変えないといけない。共産党を伸ばしていただくことがどうしても必要です。

 能登半島の被災者、米兵の暴行で傷つけられた沖縄の少女、消費税の重い負担にあえぐみなさん、奨学金という借金を背負う若者―。一方で、裏金づくりに明け暮れのさばる自民党議員。今の政治はいったいどこを向いているのか、このことが問われています。「政治なんて変わらない」―そんなことはありません。共産党がいます。企業から1円のカネも受け取らず、現場のみなさんと一緒に悩み苦しみ一つひとつ解決し、政治を前に動かしています。学校給食費の無償化も地方議員と力を合わせ、東京中に広げた。こういう仕事をしてきたのが共産党です。5人全員勝利で、参議院で新しい政治をつくる流れをつくりましょう。

井上さとし予定候補 現

東海・北陸信越・京都

金で動く政治を変えよう

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 私は24年間、「政治とカネ」の問題を議論する特別委員会に所属し、さまざまな金権事件を追及してきました。しかし、今度の自民党の裏金事件は個々の政治家の問題ではありません。自民党組織ぐるみの犯罪行為です。

 戦後最悪の金権事件を「赤旗」のスクープと私たちの追及が追い込みました。でもまだまだ真相解明は途上です。同時に、ゆがんだ政治の根っこにある企業・団体献金の禁止がどうしても必要です。

 日本共産党は臨時国会で「企業・団体献金全面禁止法案」「政党助成法廃止法案」の二つの法案を参院議員団でそろって提出しました。自民党はあれだけの国民の審判を受けても、企業献金の何が悪いと居直り、全く反省がありません。

 国民の世論を広げに広げて企業・団体献金を禁止にしようではありませんか。金で動く政治から国民の声で動く政治へと変えましょう。そして、憲法と命輝く日本を実現するためにも日本共産党を押し上げてください。

山下よしき予定候補 現

京都を除く近畿5府県(大阪、兵庫、滋賀、奈良、和歌山)

人間らしく働けるルールを

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 私はこれまで非正規雇用労働者の声をたくさん聞いてきました。彼ら彼女らは雇用の形こそ非正規ですが、仕事の中身とこころざしはプロフェッショナルです。それなのに低賃金で不安定な働き方を強いられ、結婚したくてもできない若者が増えています。

 国会で、「政府は『新自由主義の弊害』と言うが、非正規の拡大こそ一番の弊害ではないか」とただしましたが、首相も官房長官もそのことを認めませんでした。労働法制を次々に規制緩和し、差別と格差をここまで広げながら、その自覚がない政治にこの国の未来を任せるわけにはいきません。

 総選挙では国民の1票の力で自民、公明与党が少数に追い込まれました。国民の切実な要求を実現する大きなチャンスが広がっています。均等待遇、直接雇用を原則にし、派遣労働や期間の短い雇用契約は一時的業務に限定するルールをつくりましょう。誰もが人間らしく働ける雇用のルールをつくるために力を合わせましょう。

白川よう子予定候補 新

中国・四国・九州沖縄

幸せ諦めなくていい社会に

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 生きること、幸せになることを諦めなくてもいい社会をつくりたい。この思いが私の原点です。いま、日本中どこに住んでいても、物価高騰が暮らしに襲いかかり、医療や介護、社会保障の切り捨てとともに、教育費の負担、将来への不安で押しつぶされそうな状況です。

 四国では、山あいの穏やかな街を米軍機が超低空飛行訓練で大爆音を立てて飛び回り、子どもたちがおびえても、日本政府はただの一言もアメリカに対して抗議しようとしません。自公を中心とした政治は、社会保障の充実や子どもの医療費無料化、教育費の無償化にそっぽを向く一方で、ミサイルや武器は爆買いしています。企業・団体から献金をもらい裏金をつくり、財界の言う通りの政治を行っています。

 私はこんな日本の現状を変える力は、住民や国民の中にこそあると実感しています。人としての根幹を大切にする社会へと政治を変えるために必ず国会へと駆け上がっていく決意です。

吉良よし子予定候補 現

東京選挙区

給食無償化へ政治動かす

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 「痛みに寄り添い、声を届ける」―政治家としてのモットーです。国会に送っていただいてから12年、みなさんの声を国会に届ける活動を続けてきました。

 違法な働かせ方を繰り返す企業名を公開する制度をつくらせました。就活セクシュアルハラスメント被害を取り上げ、相談窓口ができました。この問題の対策を企業に義務付ける法律をつくる動きがでています。学校給食無償化では、私の国会での質問で、学校給食法11条が定める「食材費は保護者の負担」があっても、自治体が保護者の負担を補助することは禁止しない、全額補助も否定しないとの文部科学相の答弁を引き出しました。これをきっかけに、給食無償化の自治体が76から6年間で547に広がりました。東京では、党都議団の論戦で、来年3学期から62のすべての自治体での学校給食無償化が実現する運びです。

 政治を前に動かしているのが日本共産党の議席です。この議席を都議選と参院選で増やしていただきたい。


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