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2024年11月13日(水)

学費値上げストップを

堀川議員が質問主意書

 日本共産党の堀川あきこ衆院議員は特別国会初日の11日、大学の授業料値上げストップと高等教育の無償化について、政府に質問主意書を提出しました。総選挙の公約で掲げた「学費ゼロ」の願いを届け、政府の姿勢をただすものです。

 東大が2025年度からの授業料値上げを決め、私立大学でも授業料値上げの動きが広がっています。堀川氏は、日本も批准する国際人権規約の「高等教育の漸進的無償化」を「骨抜き」にする動きだと指摘。石破茂首相が自民党総裁選で「国立大学・高専の授業料無償化」を掲げ、同党も総選挙で「高等教育の無償化を大胆に進める」と公約したとして「石破内閣は直ちに『国立大学・高専の授業料無償化』に取り組むか」とただしました。

 また、「高等教育の無償化」は国民全体の要求となり、総選挙でも多くの政党が主張したとして「ただちに、大学の授業料値上げを抑制すべく、十分な国立大学運営費交付金を措置すべき」ではないかと質問。国立大学の授業料無償化に向けて運営費交付金の増額とセットで、授業料標準額を抜本的に引き下げることなどについて政府の見解をただしました。

止められる状況 生まれています

写真

(写真)堀川あきこ議員

 堀川議員の話 学費の負担が限界を超えている実態をたくさん聞き、総選挙でも「学費ゼロ」を訴えてきました。学費負担に苦しむ学生や保護者の声をつきつけ、さらなる学費値上げの動きをストップさせたいとの思いで質問主意書を提出しました。国会の力関係をみれば、学費の値上げをストップできる状況が生まれています。国会内外で学費値上げストップの声を広げ、学費値下げ、無償化に向かう政治へ頑張る決意です。


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