2024年10月25日(金)
比例東海 大接戦の2議席目必ず
静岡・浜松で志位議長
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日本共産党の志位和夫議長は24日、静岡、浜松両市で演説し、大激戦の比例東海ブロックで大接戦になっている2議席目を必ず獲得させてほしいと訴えました。志位氏は、もとむら伸子同比例候補が76年ぶりに保育士の配置基準を改善させ、性暴力をなくすための刑法改正、リニア問題でも活躍してきたと力説。「もとむらさんを引き続き国会に送り、2議席目の、すやま初美さんを押し上げてください」と力を込めました。
志位氏は、裏金問題で「『しんぶん赤旗』が自民党にとどめをさす大スクープを出しました」と紹介。自民党が裏金事件で非公認となった候補の党支部に政党助成金2000万円を振り込んでいたことを暴いた「赤旗」報道を示し、「“裏金政党による裏金議員に対する裏公認”とは許せません」と厳しく批判しました。
さらに、石破茂首相が「報道にまことに憤りを覚える」「政党支部に出しているのであって、非公認候補に出しているのではない。選挙に使うことも全くない」などと述べていると指摘し、「八つ当たりの居直りですが通るものではありません。政党支部というがその支部長は裏金議員です。公示直後に2000万円を渡しているのだから選挙に使われないわけがない。しかも原資は政党助成金で国民の血税です。どこまで国民を欺けば気がすむのか」と強く批判しました。
志位氏は「企業・団体献金禁止、政党助成金廃止を一貫して主張し、自ら実践してきた日本共産党だからこそ、ここまで追い詰めることができた。この党を伸ばすことが金権腐敗を一掃する一番の力になります」と訴えました。
さらに、志位氏は暮らしと経済、外交・平和でも共産党が現実の政治、世界を動かしてきたと力説。「日本共産党が伸びれば政治は変えられます。総選挙では政治を変える結果を出しましょう」と熱く呼び掛けました。