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2024年10月24日(木)

れいわの山本代表が暴言

オール沖縄「歴史的役割終えた」

 れいわ新選組の山本太郎代表は22日、沖縄県豊見城市で記者団に対し、沖縄4区で「オール沖縄」として立候補している金城徹氏をめぐり、(1)所属する立憲民主党は武器輸出を認めている(2)有印私文書偽造の疑いがある―の2点をあげ、「オール沖縄の歴史的役割は終えた」「選挙互助会に落ちぶれた」などと暴言を吐きました。

 れいわは、決められたルールを破り4区の「オール沖縄」候補者選定会議から一方的に離脱し、独自候補を擁立しています。さらに、一時は4区とは無関係の1区の候補者擁立まで表明していました。山本氏の今回の発言は、単に「オール沖縄」の団結破壊にとどまらず、その存在を否定する立場を示したものです。

 そもそも、「オール沖縄」は政治的な主張を超えて辺野古新基地反対の一点で結集した勢力であり、武器輸出への賛否は別問題です。また、金城氏の政治団体の収支報告書をめぐっては候補者選定会議で金城氏側から説明がありましたが、れいわは同会議の前に、一方的に離脱しています。従って、この問題で批判を口にする資格はありません。

 何より、「オール沖縄」は歴史的使命を終えたどころか、国会や地方議会、そして辺野古現地で新基地建設反対の粘り強いたたかいを続けています。日米両政府が新基地を完全に断念するまで、「オール沖縄」は大きな歴史的使命を負っています。


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