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2024年10月22日(火)

動き起こし変えよう

ジェンダー宣伝で田村委員長 神奈川

 日本共産党の田村智子委員長は21日、藤沢駅南口での街頭演説に先立ち、神奈川県女性後援会(ガーベラーズ)と藤沢女性後援会による「ジェンダー宣伝」に参加し、市民と対話しました。


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(写真)「ジェンダー街宣」で選択的夫婦別姓や性暴力、ワンオペ育児などの質問に答える田村智子委員長=21日、神奈川県藤沢市

 田村氏は、性被害を受けた当事者からの「性暴力をなくすための共産党の取り組みを教えてほしい」との質問に、フラワーデモなど被害者が勇気をもって声をあげたことで、不同意性交罪がつくられるなど政治が動いてきたと指摘。「子どもに対する性暴力には、時効を撤廃する、明確な同意のない性行為は性暴力という規定など、さらに政治を動かしたい」と強調しました。

 また、被害があった人が心配なく相談ができるワンストップ支援センターや、子どもの権利を守るための支援センターが実現できるよう、当事者のみなさんとともに取り組んでいくと決意を語りました。

 別の女性からは「日本は世界で唯一結婚して姓を変えなければならない国。名前はアイデンティティーそのもの。娘にこんなことを経験させたくない」と選択的夫婦別姓実現を求める切実な訴えも。

 田村氏は、国連で女性差別撤廃委員会が、日本政府の取り組みを審査し、その場でも選択的夫婦別姓制度をなぜ実施しないのかを巡り厳しい質問が日本政府に向けられたと紹介。「すでに2003年以降、3回も実現するよう国連からの勧告を受けている」「別姓夫婦は数十万規模、同性婚の家族も存在している。法律で排除し差別することは許されない」と強調。「ムーブメントを起こして変えていこう」と呼び掛けました。


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