2024年10月21日(月)
維新 「7億円寄付」自画自賛
巨額の万博やめず 政党助成金ふれず
日本維新の会共同代表の吉村洋文大阪府知事が、総選挙の応援演説で「自民党の裏金は7億円。維新が『身を切る改革』で被災地に寄付したのが7億円。どちらがまともな政治か」と自画自賛し、ビラも配布しています。
被災地支援というのなら建設費2350億円、運営費1160億円、関連事業費約8600億円にも膨れ上がった万博をやめて、予算も人員も資材も能登支援に回すべきです。
ところが万博では新たにメタンガス対策で30億円以上を計上。カジノも含めた夢洲(ゆめしま)開発に1・2兆円超も投じようとしています。
「身を切る改革」といいながら、年間34億円もの政党助成金にも政策活動費6億4240億円(2013年~22年)にも指ひとつふれません。その一方で削られたのは、病院、府立高校の統廃合、全国一高い介護保険料など府民・市民の暮らしです。自民、維新ともに「まともな政治」ではありません。