2024年10月21日(月)
ラストサンデー 全国で訴え
「比例は共産党」さらに広げて
暮らし・平和の願い 東北から国会へ
盛岡・仙台・福島 田村委員長訴え
総選挙投票日(27日)を1週間後に控え、最後の日曜日となった20日、日本共産党は、志位和夫議長、田村智子委員長、小池晃書記局長ら党幹部が衆院選比例候補、同小選挙区候補と街頭に立ち、「共産党の躍進で行き詰まった自民党政治を変え、希望ある未来をつくろう。比例は日本共産党とこれまで以上に広げに広げてください」と多くの有権者に訴えました。全国の党支部、後援会も大車輪で支持拡大、宣伝行動にとりくみ、各地でサポーターやボランティアも宣伝やポスティングなどで活躍しました。
![]() (写真)聴衆に手を振る(前列左から)高橋ちづ子、田村智子委員長、吉田恭子(1区重複)の各比例候補=20日、盛岡市 |
田村委員長は、盛岡、仙台、福島の東北3市を駆け巡り、「暮らし、平和の願いを東北から確実に国会へと届けていこう」と集まった多くの聴衆に呼びかけました。衆院東北比例ブロック(定数12)の高橋ちづ子(前)、吉田恭子(岩手1区重複)、大内まり(ともに新)の各候補がマイクを握り「東北の議席を守り抜くことが全国の党躍進に必ずつながる」と訴えました。
田村氏は、東北比例ブロックが定数減で、当落線上の1票を争う大激戦となるなか、高橋候補の1議席の意義を強調。子どもの貧困問題、社会保障の切り捨てに立ち向かってきたこと、また原発事故を終わったことにはさせないと東京電力と政府の責任を厳しく追及してきたことなどを紹介。「東北の命綱の議席を守り抜くため、比例は日本共産党を最後の最後まで広げに広げてください」と呼びかけると、演説を聞いた聴衆からは「よろこんで」との声が上がりました。
田村氏は日本共産党が目指す「本当の社会主義、共産主義」について演説。目先の利益第一で、農業や環境に打撃を与えている「資本主義を乗り越える」ことだと強調。搾取をなくすことで、「すべての人たちがモノや金とともに、自由な時間を十分手にすることができる」と話しました。
「やりたいことにどんどん挑戦し自分を成長させることができ、社会は豊かな発展をとげていく」「日本共産党は平和と自由をただひたすらに求めてきた」と熱く訴えると、聴衆から大きな拍手が起こりました。