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2024年10月20日(日)

東北の命綱 高橋候補の議席必ず

秋田 青森・弘前 志位議長訴え

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(写真)高橋ちづ子比例候補(左)の必勝を訴える志位和夫議長=19日、秋田駅前

 日本共産党の志位和夫議長は19日、秋田市、青森県弘前市で「衆院比例東北ブロックは当落線上の一票を争う大激戦です。最後までご支持の輪を広げ、東北の命綱・高橋ちづ子候補を必ず押し上げてください」と訴えました。雨や冷たい風の中、集まった人が拍手で応えました。

 高橋氏は「かつてない大激戦を勝ち抜かせて。米と農業を守り、未来をつくる仕事をさせてほしい」と呼び掛けました。

 志位氏は、河北新報による東北出身の衆院議員36人の3年間の国会発言分析を示し、高橋氏の「発言回数」は財務相と予算委員長を除けば1070回でトップだと紹介。「原発事故、豪雨災害、農漁業など東北の声を届ける素晴らしい働きをしてきました」と訴えました。さらに「発言内容」では、子どもの貧困や子育て支援、トラック運転手の残業規制強化の追及を繰り返し行ってきたとして「文字通りの『宝の議席』です。何としても守り抜かせてください」と力を込めました。

 志位氏は腐敗政治の一掃、暮らしに希望、平和な日本とアジアを実現する一番の力が共産党の躍進だと力説。賃上げと一体に労働時間を1日7時間に短縮し「自由な時間」を増やす提案を示し「『7時間働けばふつうに暮らせる社会』をつくりましょう」と訴えました。

 また、「耕作放棄地が増え、農業が瀕死(ひんし)の状態」との訴えを受けたとして、自民党農政の転換の方向を語りました。▽市場任せを改め需給と価格の安定に責任を持つ▽減反を押し付けながら輸入を増やす政策を転換する▽安心して再生産できる価格保障と所得補償を実現する▽食料自給率を50%に回復し、60%をめざす―と力説。「共産党への一票で東北と日本の農業を再建しましょう」と訴えました。

 「党をつくって102年。戦前に侵略戦争反対、国民主権、女性差別撤廃を掲げたのは日本共産党だけ」と強調。秋田出身の作家・小林多喜二など多くの先輩が弾圧で命を落としたが、党の主張の正しさは日本国憲法が証明したとして「社会進歩の道理にたった主張を掲げ、困難に屈せずたたかえば必ず政治は変わります。力をあわせ希望ある政治を切り開きましょう」と熱く呼び掛けました。


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