2024年10月19日(土)
“二つのゆがみ”にメス
鳥取・島根で山下氏
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日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員は18日、鳥取・島根両県の4カ所で大平よしのぶ衆院中国比例候補と街頭演説に立ちました。鳥取県では、石破茂首相の選挙区である鳥取市で岡田まさかず1区、米子市で福住ひでゆき2区、島根県では松江市で、むらほえりこ1区、出雲市で亀谷ゆう子2区の各小選挙区候補が、ともに演説しました。
山下氏は、国会議員時代の大平氏が安保法制の論戦で局面を変える質問を行い、中国地方で災害が起きれば直ちに駆け付けて被災者の声を国会に届ける大きな仕事をしてきたと紹介。「今こそ大平さんの議席が必要だ。自民党の組織的犯罪を暴いてきた日本共産党。その議席を中国ブロックで取り戻させてください」と訴えました。
裏金問題で新しい事実が判明しても調査せず、言ったことに責任を持たない石破首相では「国民の願いに応える新しい政治は生まれない。アメリカ言いなり、大企業・財界の利益最優先の二つのゆがみにメスを入れる党が伸びてこそ国民の願いが実現する」と述べ、比例代表で日本共産党を大きく伸ばしてほしいと強調しました。
大平氏は、ノーベル平和賞が、核大国の手足を縛り核兵器使用を食い止めてきた被爆者の闘いに贈られたと指摘。石破首相はじめ「核共有」「核抑止」をうたう勢力と対決し、「日本政府は被爆の実相を世界に告発し、核なき世界の実現へ先頭に立つべきだと、国会の議場で何としても訴えたい」と述べて支持を呼びかけました。