2024年10月18日(金)
裏金追及の党 躍進を
山下副委員長、奈良市で訴え
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日本共産党の山下芳生副委員長は17日、奈良市で演説し「定数28の近畿比例で裏金を明らかにした共産党が2議席では少なすぎる」と党躍進を訴えました。井上良子1区、池田えい子2区、太田あつし3区の各小選挙区候補が訴えました。
山下氏は、国民生活を苦しめている原因はアベノミクスだとし「自民党政治が起こした人災だ」と批判。奈良県の最低賃金は986円だが抜本的に引き上げるため中小企業への直接支援が必要だと財源も示し提案しました。賃上げと一体に労働時間短縮も提起し、「余暇や趣味、社会活動、家族と過ごすなど自由な時間を持てる真に豊かな社会にしよう」と訴えました。
井上候補は党提案の7時間労働制に共感の声を紹介し「党の訴えが響いている」、池田候補は「核兵器禁止条約を批准する仕事を私に託して」、太田候補は「石破首相は逃げるように解散したが私が裏金を追及する」とそれぞれ訴えました。
三郷(さんごう)町の労働者(47)は「問題点に対して解決法も明快で分かりやすかった」と話しました。