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2024年10月18日(金)

比例ブロックの様相

四国ブロック(定数6) 21年ぶりの議席奪還へ

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(写真)白川よう子候補

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(写真)浜川ゆりこ候補

 全国で最も少ない定数6の衆院比例四国ブロックでは、日本共産党は白川よう子(58)=新=、浜川ゆりこ(45)=新、高知2区重複=の両比例候補を先頭に、21年ぶりの悲願の議席奪還をめざし、四国全県が力を合わせています。

 定数6の四国比例は解散前、自民が3議席を占め、立民、公明、維新が各1議席。小選挙区を含む四国の衆院全17議席中、自民は12議席にもなります。今回、比例で自民の議席を減らし、共産党の1議席を復活できるかが最大の焦点です。

 候補者を先頭とした奮闘で議席奪還の可能性を切り開いています。

 白川氏は香川県議を辞職して挑むこの8年間、四国の隅々まで訪ね、「住民の苦難と願いあるところ、白川あり」と存在感が浸透。浜川氏とともに「この人を国会へ」の流れが生まれています。

 農林漁業の振興、米軍機の低空飛行訓練の中止や港の軍事利用反対、四国新幹線よりローカル線・地域経済を守れ、など四国住民の要求と党の政策が合致しています。「この願いを託せる議席を四国に」との訴えに共感が広がる情勢です。

 さらに、共産党の値打ちを語って奮闘する小選挙区の候補は前回の3人(3県)から、今回は8人(4県)と大幅に増えています。

 直近の国政選挙の到達点も注目です。四国ブロック責任者の春名直章・高知県委員長は2022年参院選の四国の得票(9万4000票、得票率6・45%)から試算し、1支部あたり、あと92票増やせば議席に届くと指摘します。

 四国の党は前回21年衆院選の得票(10万8000票)の2倍、20万6000票が得票目標です。2000年衆院選では21万票を得て議席を守りました。14万人の後援会員に「折り入って」の訴えをやりぬき、その働きかけのなかで入党、「赤旗」購読もすすめ、達成をめざします。維新は前回、その4年前の2倍超の17万票を得票し、議席を回復しています。今度こそ共産党が得票を2倍にし、議席を奪還するときです。

 四国比例は国政の主要政党が競う激戦です。公明は比例のみで選挙区に候補を立てず、自民候補を支援。6日に高知市で約1500人を集めた公明の講演会では、自民の防衛相(1区)がビデオメッセージを寄せ、元知事の自民前職(2区)があいさつしました。

 白川氏は衆院が解散された9日、高知市で浜川氏と街頭演説し、訴えました。「21年ぶりの議席奪還へ、みなさんの力を貸してください。政治を大本から変えるのは共産党の躍進しかありません」


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