2024年10月17日(木)
比例ブロックの様相
近畿ブロック(定数28) 光る値打ち広げ議席増を
![]() (写真)たつみコータロー候補 ![]() (写真)堀川あきこ候補 ![]() (写真)清水ただし候補 ![]() (写真)こむら潤候補 ![]() (写真)冨士谷かえ子候補 |
衆院比例近畿ブロックで日本共産党は、たつみコータロー(48)、堀川あきこ(38)、清水ただし(56)、こむら潤(49)、冨士谷かえ子(72)=清水氏は元、その他は新=の5氏を擁立し、120万票、13%以上を獲得して2議席を絶対確保し3議席を必ず実現しようと奮闘しています。
近畿でも自民党政治の腐敗・行き詰まり、補完勢力の凋落(ちょうらく)は明瞭です。
大阪では自民党の衆院・参院議員はすべて裏金議員、京都では府連会長が裏金議員、和歌山でも衆院2人とも裏金議員で、有権者からは「自分は自民党員だが、だれが総裁でも変わらない」(奈良)と怒りの声があがり、「裏金スクープの『赤旗』と共産党はすごい」(大阪)、「裏金議員ばかり。企業・団体献金を受け取らない共産党に期待する」(和歌山)との声が寄せられています。
自民党大阪府連と公明党大阪府本部が共通政策を発表。これまで国民要求に背を向けてきた責任は棚に上げて「保育から大学まで完全無償化」「全国一高い介護保険料から脱却」と言わざるをえなくなり、一貫して学費ゼロや介護保険料引き下げを求めてきた共産党の値打ちが光っています。
維新厳しい逆風
前回比例で10議席の維新は、改憲・暮らし切り捨ての「第2自民党」ぶりや、万博・カジノ推進、兵庫県パワハラ知事問題で批判を浴び、地方選で敗北続き。大阪府知事の吉村洋文共同代表は「厳しい逆風」と嘆き、国民民主党から分かれた教育無償化を進める会の京都・滋賀の3氏が維新入りで連合の推薦が得られないなど矛盾を深めています。
立憲民主党やれいわ、参政党なども議席増・獲得をねらって、「小選挙区で負けても比例復活で議席を」(奈良県の立民候補)と比例票上積みに懸命ですが、裏金や万博、北陸新幹線問題などで自公・維新を追い詰め、暮らしと営業を守る先頭に立つ共産党の姿は他党の追随を許しません。たつみ氏は万博・カジノ中止、堀川氏は学費ゼロや平和の願い、清水氏は消費税減税・インボイス中止、こむら氏は9条・ジェンダー平等でそれぞれ自民・維新政治に切り込み、先駆性が光っています。
前回比得票1.5倍
2017年総選挙で共産党は、1党支部あたり5票差で清水氏が及ばす2議席にとどまりました。今回は、市民と共同したたたかいで自公・維新を追い詰めていることを確信に、前回比1・5倍の得票で10年ぶりの議席増を必ずと訴え。「日本共産党の『ここが推し』は誰でも語れる。『日本はひとつ』『近畿はひとつ』で『比例は日本共産党と書いてください』『広げてください』と訴えよう」と呼びかけています。













