2024年10月17日(木)
躍進で平和の準備を
千葉・神奈川 小池書記局長が訴え
![]() (写真)桜井雅人5区候補(正面右から4人目)、(左へ1人おいて)さいとう和子比例候補、やかまケンタ4区候補らとともに訴える小池晃書記局長(正面中央)=16日、千葉県市川市 |
日本共産党の小池晃書記局長は16日、千葉県市川市と神奈川県相模原市で演説し、はたの君枝、さいとう和子両衆院南関東ブロック比例候補(いずれも元職)とともに、千葉・神奈川で自衛隊・米軍基地の強化が進んでいるとして、「外交努力で戦争させない日本共産党を広げ、南関東ブロックで2議席、3議席と増やし、国会に送ってほしい」と力強く訴えました。
小池氏は、石破茂首相が「核兵器は非人道的な兵器」と言いながら、いざとなったら核兵器を使う「核抑止」が必要だと主張するのは「どう考えても矛盾している」と指摘。「核抑止か、核廃絶か。これが選挙の大争点になってきた。党綱領に核廃絶を掲げ、被爆者の皆さんと力を合わせてきた共産党を躍進させ、『核のない世界』をつくる選挙にしよう」と訴えました。
また、千葉では陸上自衛隊習志野駐屯地に第1空てい団が配備され、木更津駐屯地に陸自オスプレイが暫定配備されるなど「戦争の出撃拠点化が進んでいる」と指摘。神奈川では8月に厚木基地を離陸した米軍ヘリが海老名市に不時着したと紹介し、大和市では60年前に米軍機が墜落し、5人が死亡した事件にふれ、「市民は常に危険にさらされている。米軍基地はいち早く撤去を」と強調しました。
小池氏は、志位和夫議長が欧州を歴訪し、軍事ブロック強化反対や核兵器禁止条約の実現などで力を合わせようと呼びかけたと紹介。自民党は軍事強化だけで外交努力をしていないと指摘し、「共産党は野党だけど、世界に平和を呼びかけ、共同を訴えてきた。反戦平和を貫いてきた共産党を大きく広げ、戦争の準備をやめ、平和の準備をはじめよう」と力を込めると、参加者から「そうだ」という声が上がりました。
小池氏は、はたの氏が少人数学級を40年ぶりに法改正に結びつけた実績や、さいとう氏が特別支援学校の教室不足を追及し、学校増設を後押しした実績などを紹介。さいとう氏は「核廃絶を一貫して訴え続けている共産党を大きく伸ばしてください」と語り、はたの氏は学校教員の不足が深刻だとし、「軍事から教育へ税金の使い方を切り替えよう」と訴えました。
やかまケンタ千葉4区候補、桜井雅人同5区候補、山本みずえ神奈川16区候補、中村圭同14区候補が決意表明しました。









