2024年10月16日(水)
きょうの潮流
「これは私の実感なんです。自由に使える時間がほしい」。新卒で入ったアパレル会社は残業の日々でした。朝から深夜まで働き、休日は寝るだけ。そんな生活が1年ほどつづき、身も心もぼろぼろに▼初めて「共産党推し」になったという東京・板橋区に住む30代の女性です。これまでほかの野党を支持していましたが、1日7時間、週35時間の労働、人間らしく生きられる社会をめざす政策に共感したといいます▼練馬区の60代男性は「このままでは、日本はダメになる」との危機感から共産党の応援に。介護職を30年務め、子ども食堂にも携わってきました。「お年寄りがいじめられ、おなかをすかして孤独な子どもたちも多い」と格差や貧困を目の当たりにしてきました▼ともに、党本部に開設したボランティアセンターでビラを折ったり配ったり。ジェンダー平等や気候危機にもとりくむ政治を望みながら、「とにかく共産党の良いところを、どんどん広めたい」と話します▼ボランティアセンターには、選挙活動は初めてという人も次つぎと。今回は共産党を応援するという学生や仕事帰りに寄った社会人。都知事選で「ひとりスタンディング」をした人、野党共闘を立て直すためにもがんばってほしいと訴える支援者も▼裏金政治や統一協会との癒着、平和や核なき世界への本気度…。日本の現実が問われる総選挙が公示されました。それぞれの立場はちがえど、思いは同じです。政治を変えたい、そのために日本共産党を伸ばしたい―。








