2024年10月14日(月)
政治変える特効薬は共産党
大阪 小池書記局長・たつみ比例予定候補トーク宣伝
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総選挙(15日公示、27日投開票)を目前にした13日、日本共産党の小池晃書記局長は大阪府堺市と大阪市で、たつみコータロー衆院比例近畿ブロック予定候補とともに、市民の声に縦横に答える街頭トーク宣伝に参加し、「政治を変える一番の特効薬は、日本共産党です。比例は日本共産党と広げてください」と語りました。
堺東駅前では「政治のモヤモヤなんでも聞いてみよう まちかどトーク」を開催。障害者施設で働く男性から「賃金が安いうえ残業が多く、帰宅するとクタクタで自由な時間がない。職員も遊びや勉強をしないと利用者にいろいろな話ができない」という悩みが。小池氏は「福祉や介護、保育などのケア労働は、命にも関わる大事な仕事なのに賃金が低い。でも公定価格だから、国がその気になればすぐに賃上げできるはず」と指摘。ケア労働の現場には女性も多いが、長時間労働と家事で睡眠時間まで削っているとし、「共産党は1日7時間への労働時間短縮を提案している。賃上げと一体に自由な時間を増やし、ケア労働をする人たちが希望を持って暮らせる社会をつくる」と訴えました。
子育て中の女性は「万博会場でガス爆発が起きているが、子どもを遠足で連れていくのが不安。今から止められないのか」と質問しました。たつみ氏は「その懸念は当然だ」と述べ、万博会場の建設地で大量のメタンガスが毎日発生し、爆発の危険性が高いと指摘。万博を中止した事例は国内外にあると紹介し、「今やめればガス対策の追加予算30億円が浮く。このお金と人員を能登半島の被災地に送るべきだ」と語りました。
2歳の娘を育てる女性から「一度も投票したことがない人に『選挙行きや』とどう伝えれば」と質問が。小池氏は、2014年の総選挙で日本共産党が躍進し、企業・団体献金禁止法案の提出が可能になり、真っ先に行ったと紹介。15年の安保法制反対運動の中で、市民と野党の共闘を実現する力にもなったとして「共産党に1票を投じれば、必ず政治は変わると伝えてほしい」と語りました。
大阪市では、JCPサポーター大阪の主催で「アキラ聞いてョ!思いッきり生ボヤキ」を開き、福祉関係者やフリーランスなどの市民が小池氏に質問を投げかけました。若者が次々と足を止め、終了後に握手を求める場面もありました。
作家のアルテイシア氏も参加し、「何十年も議論しているのに選択的夫婦別姓が実現しない。なぜか」と質問。小池氏は、自民党の中に戦前の家父長制を固守しようとする勢力があると述べ、「しかし、経済界からも実現を求める声が上がるなど日本社会も変わり始めている。私が私らしく生きる、お互いを認め合う社会に向けて一緒に声を上げよう」と訴えました。アルテイシア氏は「ジェンダー平等に一番本気な共産党を推しています」と語りました。