2024年10月12日(土)
農業守れの声 東北から
山形・秋田 高橋比例予定候補ら
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定数減(13→12)の衆院東北ブロック比例で何としても議席を勝ちとろうと、日本共産党の高橋ちづ子比例予定候補は11日、山形県米沢市と山形市、秋田県大仙市で街頭宣伝し、総選挙に臨む決意を訴えました。
山形市で高橋氏は、自民党裏金議員の公認問題に触れ、「裏金議員が落選すればそれで解決でしょうか。『カネ』で動く政治を変えることに本質がある」と指摘。企業・団体献金の全面禁止を訴え、「日本共産党を大きく伸ばし、国民の声や実態で動く政治に変えましょう」と力を込めました。
米不足問題について、米どころ東北で店頭から米が消え、新米は1・5倍の値段になったと指摘。原因は農家に減反を押し付けてきた自民党農政の失敗とし、「米どころ東北から農業守れの声を上げていこう」と訴えました。
三井寺修・山形1区予定候補は、賃上げと一体に労働時間の短縮を掲げる党の政策を紹介。「『東北の命綱』である高橋さんの東北比例の議席を守らせてください」と訴えました。
満州鉄道の通訳だった父親が8年間シベリアに抑留され、帰国2年後に病気で亡くなったという山形市の女性(79)は「憲法を守らない人たちに改憲させてはいけない。困難もありますが、何としても高橋さんを国会へ送りだしたい」と決意を語りました。
米沢市では岩本こうじ山形2区予定候補と、大仙市では藤田かずひさ秋田3区予定候補とともに訴えました。